こんにちは、とろこです。
突然ですが、みなさんは転職したことありますか?
私は今年で28歳になりますが、すでに2回の転職経験があります。
就職してから3年間は勤務した方が良いなんて言われますが
1つ目の職場は1年
2つ目の職場は1年9ヶ月
そして今の職場はようやく2年と2ヶ月がすぎたところです。
上の状況だけ見るととんでもねぇあまちゃんだなって思われるかもしれません。
私もそう思いますが、すでにもう今の仕事を辞めたくて仕方がない自分がいます。
幼い頃から自分の甘さを責め、それでもなんとかしようとした結果、体が動かなくなってしまう・・・
そうして余計に学校や職場に迷惑をかけてしまっていました。
何をやっても続かない自分と周りを比べて落ち込んでいました。
私は幼い頃から飽き性で、なおかつ根性がありません。
部活の上下関係とか、飲み会のマナーとか、
そういうものもすごく苦手。
好きなものに出会うとどっぷり浸かって、
寝るのも食べるのも忘れて集中します。
でもそれも1ヶ月、長くて3ヶ月。
毎回本気で興味を持って取り組むのですが、
冷めるのも早く、極めるところまではいきません。
私の周りにいる家族や友達は仕事や趣味など、1つのことをやり出したら決して投げ出さない、
粘り強く頑張りやな人たちが多かったため、
「みんな当たり前にできていることが、どうして私にはこんなに辛く感じるんだろう」
と悩んだ時期もありました。
飽き性=いろんなことに興味があるということ
いつだったか、この性格について友達に相談したことがありました。
家族に言うと、「それは甘えだよ」と言われたので最初は相談をためらっていました。
ですが友人は
「飽き性っていうのは、言い換えればいろんなことに興味を持てるってことだよね」
「興味を持てるものが多いってことは、人一倍自分の好きなものを見つけるのが上手いってことだよ」
「一つのものを大切にできるのは素晴らしいことだけど、大切なものが多いのも素敵なことだとおもうよ」
と言ってくれました。
「仕事においてはいろんな成長の仕方があるけど、とろこの場合は「極める」より「広げる」で成長したいのかもね」
とも言っていました。
仕事でも学校でも、続かないことをプレッシャーに感じていましたがこの言葉で楽になり、
「私、次は何に興味を持っているんだろう」
と前向きに捉えることができました。
もちろん、だからと言って好きに投げ出していいとは思っていません。
でも、考え方が違うんだなって自分を認めることで、少しだけいきやすくなった気がします。
飽き性で仕事が続かない人こそ輝く時代が来る。
AIやコロナで働き方がどんどん変わっていっていますね。
そんな中でこそ、飽き性・・・つまり、いろんなことに興味をもって取り組める人は活躍できるようになると考えます。
AIは言われたことを間違えずにやるのは得意だけど、新しいことを生み出すことは苦手です。
私たちのような飽き性な人たちがいろんなことに興味を持って、さまざまなものを組み合わせることによって新しいものが生まれます。
ありふれたもの同士を組み合わせると、全く違うものができることがあるんですよね。
だから、幼い頃から怖がらずにいろんな挑戦や経験をしていくべきだと私は考えるのです。
私は学校で教員をしていますが、学校に来たくないと言った子にはこう言います。
「休んでもいいよ。
ただゴロゴロするんじゃなくて、自分の好きなこと思いっきりやりな。
ゲームでも、なんでも。
気になることはすぐ調べてごらん。
次に会った時、休んでる間に楽しかったことや頑張ったこと、教えて。」
この子達が大人になった時、
1つのことに深く取り組める人も
さまざまなことに興味をもって広く取り組める人も
それぞれが活躍できる世界になっていたらいいなと思います。
私と同じように悩んでるみなさんも、
興味を持てる間は楽しんで、
飽きてきたら「次に出会うチャンスかも!」って
ワクワクした気持ちで過ごしてほしいです。